HSPプログラムコンテスト2005 寄せられた質問と回答
アニメやマンガなどの「二次創作」にあたる作品を応募することは可能でしょうか?
PCゲームなどの二次創作で二次創作規定が定められており、その制限を脱しない作品を作った場合についてはよろしいのでしょうか?
一般に流通しているアニメやマンガなどに登場するキャラクターや名前を、そのまま、または似せて作品を作ることは著作権の侵害となります。
そのような作品を作ること自体を否定するつもりはありませんが、
「HSPプログラムコンテスト」は多くの協賛企業の協力で成り立っており、
二次創作による作品を発表する場所としては相応しくありません。
二次創作規定が定められているものも含めて、二次創作にあたる作品は、エントリーできない可能性が高いことをご了承ください。
2005年1月1日以降かつコンテスト応募前に自分のサイトやベクター等で発表公開したソフト(バージョンは同じ修正なし)の応募は可能でしょうか?
一般作品部門で、ソース非公開のソフトは応募できるでしょうか。
基本的に一般作品部門、ショートプログラム部門ともにソーススクリプトを公開する義務はありません。
コンテスト事務局側では、HSPを使って作られているかどうかをバイナリ情報等から独自にチェックさせていただきます。
また、危険なコードが含まれていないかなどを内部データから判断させていただくことがあります。
有償ソフト(シェアウェア等)は応募できますか。また、無理だった場合、そのソフトの体験版を応募することができますか。
ソフトウェアの公開形式は、有償・無償を問わずどのような形でも応募することができます。
ただし、コンテストページで一般のユーザーがダウンロード可能な形でファイルを用意する必要があります。また、シェアウェア等で登録キーがない場合に、機能が制限されるようなソフトの場合は、別途メール等でコンテスト事務局まで審査員用にライセンスを発行するようにしてください。
HSPプログラムコンテストに作品を応募しようと思っているのですが一般部門にてプログラムを二つ起動させてはじめて意味のあるソフトの場合は応募可能なのでしょうか。
複数のマシンで通信を行なうなど、限られた環境で動作するソフトも応募していただいて構いません。
ただし、2台までは審査員がチェックできますが、それ以上の場合や再現が難しい環境で動作するものについては、審査不能となる場合があります。
ショートプログラム部門において、
"説明書"が付属している場合や、
プログラム内に上手く説明を設けるなどしているのと、
評価に違いはあるのでしょうか?
審査員が評価するのは、あくまでも作品の内容ですが、
内容をよりよくアピールしたり、操作や例などが豊富なものが、
ユーザーや審査員に好印象を与えることはできると思います。
説明書はどうしても必要なものではありませんので、
見ただけで理解できるような作品には細かい説明はなくてもいいですが、
複雑な操作などの場合は付属していただけると助かります。
ほかの言語で作られたEXEと連携していてもいいのですか?
作品のメインはHSP製のEXEでサブはVC++のEXEという感じなのですが。
かまいません。
あくまでもHSPによるプログラムのコンテストですので、
HSPと上手く連携されていることや、HSPによって作られた部分が評価に大きく影響することになります。
ソフト中にフリー素材を使用している場合等、著作権問題がからんできますが、
出展したソフトの著作権、使用権を含むその他全ての権利は作者に有り、
HSPコンテスト主催者を含む第三者へ全て、また一部の権利が渡ってしまうことはないのでしょうか?
コンテストに応募された作品に関する著作権は、コンテスト主催者に渡ることはありません。
著作権は、基本的に作品の作者に帰属しますが、フリー素材を使用している場合の規定や権利は、
それぞれの素材を提供している方に確認してください。
ショートプログラム部門でプログラムから制作されたデーターを読み込むのも不可能なのでしょうか?
最初に用意できるのは、start.axファイルだけですが、そのプログラム中でファイルを作成して読み込むというような動作は、ギリギリですがセーフ(OK)ということにしたいと思います。
ただ、ファイルを作成するよりもmemfile命令を使うなど別な手段もあるので、なるべくファイルは作成しない方が評価は高くなると思います。
ショートプログラム部門では外部ファイルの使用は禁止となっていますが、プログラム自体はstart.axのみで、処理対象としてユーザからファイルを読み込ませるというのも禁止事項に含まれるのでしょうか?
ツールなどを製作した場合に、dialog命令などでファイル選択ウインドゥを呼び出して、ユーザーがデータファイルを読み込んだり、書き込んだりできる…というのはOKです。
ただし、あくまで最初に用意できるのはstart.axのみというのを忘れないでください。
ショートプログラム部門で、Windowsにもともとあるファイル(kernel32.dllなど)を読み込むことは可能ですか?
Windowsの特定のファイル、OSを必要とするものは禁止ではありませんが、推奨しません。
外部DLLとしてkernel32.dllなどもともと存在するファイルやリソースを使用することもかまいませんが、
OSの違いや互換性を調べておいた方がいいでしょう。
審査員は、基本的にはWindows2000、WindowsXPで審査致しますが、ダウンロードして楽しむユーザーのためにも全てのOSで動作することが望まれます。
音楽や画像はオリジナルにしてますが、内容は「他社のゲームを参考にして自分流にアレンジ」を施しているのですが、著作権などに違反するのでしょうか。
既存のゲームどのくらい似ているかにもよるので一概には言えませんが、
著作権に違反しているかどうかは、こちらもすぐに判断できるものでないため、
既存のゲームを自分流にアレンジしていると思われるものについて、事前にエントリーをお断りすることはまずありません。
すでに発表されているオンラインソフトなども参考にしながら、自分なりに判断をするようお願い致します。
複数の作品を応募してもいいんですか?
一人で複数の作品を応募しても構いません。
また、「ショートプログラム」「一般作品」両方の部門に応募しても構いません。
ただし、一人であまりにも大量の応募(10作品以上)があるような場合、適度な数にしていただく旨のお知らせをさせていただくことがあります。
複数人での開発はOKでしょうか?
はい。OKです。その場合は代表者またはチーム名を作者として応募してください。
ただし、残念ながら数が限られているため、賞品はメンバーすべてに出すことはできませんのでご了承ください。
2005年1月1日までにすでに発表されていて、それの新バージョンを応募するというのはだめな
んですか?
すでに発表されている作品であっても、機能や内容が増えているものであれば応募してもらってかまいません。つまり、コンテスト期間中に作者自身によって手を加えたものであればOKです。
まったく手を加えていない(すでに発表されている作品とまったく同じ内容や、タイトルを変えただけ)ということが判明した場合は、審査の段階でエントリーを取り消させていただく場合がありますのでご了承ください。
例えば以前に公開されたソフトに「データセーブ機能が追加された」程度の小さな機能追加でも良いということなのでしょうか?
そのような場合でも構いません。
ただし、審査の段階では、コンテスト期間中に新しく製作されたものを重視する場合があります。
応募プログラムの審査用の環境はどのようなものなのでしょうか?
スペックがよければいいが、貧弱な環境だと動作が鈍いということもプログラムに
よってはありえることなので、できれば指標みたいなものを公表していただければと思います。
審査のための実行は、各審査員所有のマシン上で行なわれます。
貧弱な環境に合わせる必要はありませんが、最新の高速なスペックでなければ動作や実行に支障があるようなものは、良くない評価になる可能性があります。
審査側で一般的と感じているスペックは、Pentium4 1GHz〜3GHz程度のCPUで、標準的な3Dアクセラレーション機能のあるグラフィックカード(GeForce4MX等)と考えておりますので、参考にしてみてください。
ショートプログラム部門のSTART.AXサイズとは何ですか?
「START.AX」ファイルは、実行ファイル作成時にも必要となるもので、プログラムの実行に必要な要素をコンパクトにまとめたデータが含まれています。
ソーススクリプト(.asのファイル)が大きくなると、「START.AX」ファイルも大きくなりますが、変数名の文字数や、コメントの量などに左右されることがありません。
他のプログラムコンテストと重複して応募していいですか?
応募期間が重複していて、他のプログラムコンテストが重複した応募を許可している場合に限って、HSPプログラムコンテスト2005と同時に応募することも可能と致します。
一般的なマナーとしては、重複した応募や投稿は避けるべきだと考えています。
作者名はハンドルネームでも良いですか?
作者名はハンドルネームで応募していただいて構いません。
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