HSP : Hot Soup Processor ver3.4 / onion software 1997-2014(c)

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HSP3 エラーメッセージ一覧

スクリプトの書き間違いや、指定のミスなどでHSPの実行中にエラーを 発見した時には、エラーコードとエラー行番号が表示されるようになっています。

この資料は、エラーが発生した時にその原因を調べるために利用するためのものです。 また、以下のサイトも参照してみてください。

HSP3のFAQ:エラーメッセージの意味と対処法が分からない(HSPWiKi)

http://quasiquote.org/hspwiki/HSP3のFAQ:エラーメッセージの意味と対処法が分からない

エラー番号とその内容は、以下の通りです。

1 "システムエラーが発生しました"

通常は表示されないエラーです。ファイルが破損している場合や、 予期しない事態が起こった時に表示されます。

2 "文法が間違っています"

関数と命令の記述方法が間違っている時や、 変数名、ラベル名が間違っている時に表示されます。

3 "パラメータの値が異常です"

パラメータの値が許容範囲を越えている場合に表示されます。

4 "計算式でエラーが発生しました"

計算式の書き方が間違っていたり、使用できない記号や演算をしようと した時に表示されます。

5 "パラメータの省略はできません"

パラメータの省略ができない部分が省略されている時に表示されます。

6 "パラメータの型が違います"

パラメータに指定された型(文字列型、数値型など)が、規定のものではない 時に表示されます。変数が指定されている場合は、変数の型が間違っています。

7 "配列の要素が無効です"

配列の要素として指定した値が、dim、sdim命令などで設定した数を 越えている時に表示されます。

8 "有効なラベルが指定されていません"

ラベルとして指定すべきパラメータが間違っている場合や、 ラベルを示す「*」の後に何もない時に表示されます。

9 "サブルーチンやループのネストが深すぎます"

gosub命令、repeat命令を多重に実行しすぎた時に表示されます。

10 "サブルーチン外のreturnは無効です"

gosub命令で呼ばれていないのに、return命令が実行された時に表示されます。

11 "repeat外でのloopは無効です"

repeat命令がないのに、loop命令が実行された時に表示されます。

12 "ファイルが見つからないか無効な名前です"

ファイル操作をする時に、指定されたファイルが見つからなかったか、 またはアクセスできないファイルである時に表示されます。

13 "画像ファイルがありません"

picload命令で読み込むための画像ファイルが見つからない時に表示されます。

14 "外部ファイル呼び出し中のエラーです"

exec命令で外部ファイルを呼び出す際に、何らかの問題が発生した時に 表示されます。

15 "計算式でカッコの記述が違います"

計算式で使われている括弧「(、)」の書式が正しくない、または対応が おかしい時に表示されます。

16 "パラメータの数が多すぎます"

命令に指定されたパラメータの数が多すぎる時に表示されます。

17 "文字列式で扱える文字数を越えました"

文字列を扱う上での許容量を越えた時に表示されます。

18 "代入できない変数名を指定しています"

システム変数や予約キーワードに対して代入しようとした時に表示されます。

19 "0で除算しました"

0で割り算をしようとした場合に表示されます。

20 "バッファオーバーフローが発生しました"

文字列変数のためにsdim命令や、dim命令で確保したサイズをオーバーした場合や、 変数バッファを超えてアクセスを行なおうとした場合に表示されます。

21 "サポートされない機能を選択しました"

gcopy命令でパレットモード時に半透明コピーを実行しようとした場合など、 機能としてサポートされない設定が行なわれている場合に表示されます。

22 "計算式のカッコが深すぎます"

計算式が複雑すぎて評価中にスタックオーバーが起こった場合や 何らかの理由で正しく計算が行なわれなかった時に表示されます。 通常、表示されることはありません。これが表示される場合は、 システムに致命的なエラーが発生したことを示しています。

23 "変数名が指定されていません"

パラメーターとして変数名を指定すべき場所に間違った記述がされていると 表示されます。

24 "整数以外が指定されています"

パラメーターに整数のみを指定すべき場所で他の型が検出された時に 表示されます。

25 "配列の要素書式が間違っています"

配列要素の書き方が間違っている場合や、配列要素を書いては いけない場所に書かれている時に表示されます。

26 "メモリの確保ができませんでした"

システムの物理メモリを確保できなかった時に表示されます。 これが表示される場合は、致命的なエラーとなります。

27 "タイプの初期化に失敗しました"

標準型及びプラグインによる拡張型の初期化に失敗した時に表示されます。 これが表示される場合は、システムに致命的なエラーがあることを 示しています。

28 "関数に引数が設定されていません"

関数のパラメーターが正しく記述されていない場合に表示されます。

29 "スタック領域のオーバーフローです"

サブルーチン呼び出しや、式の評価の処理中にスタックが破壊された 場合に表示されます。通常、表示されることはありません。 これが表示される場合は、システムに致命的なエラーが発生したことを 示しています。

30 "無効な名前がパラメーターに指定されています"

パラメーターとして無効な名称が使用されている場合に表示されます。 実態のないエイリアスやローカル変数が参照された場合にも表示される ことがあります。

31 "異なる型を持つ配列変数に代入しました"

初期化されている型と異なる型の値を配列に代入しようとした場合に 表示されます。

32 "関数のパラメーター記述が不正です"

関数のパラメーター書式が間違っている場合や、カッコが足りない時に 表示されます。

33 "オブジェクト数が多すぎます"

ウィンドウ内に配置されるオブジェクトが設定された制限値を越えた 場合に表示されます。

34 "配列・関数として使用できない型です"

配列をサポートしていない型で配列指定をした場合や、 関数でないキーワードを関数として使用しようとした時に表示されます。

35 "モジュール変数が指定されていません"

パラメーターにモジュール変数を指定すべき場所に間違った内容が 書かれている場合に表示されます。

36 "モジュール変数の指定が無効です"

パラメーターに指定されたモジュール変数が間違ったモジュールで 初期化されている場合に表示されます。 通常、表示されることはありません。これが表示される場合は、 システムに致命的なエラーが発生したことを示しています。

37 "変数型の変換に失敗しました"

変数や値の型を変換ができなかった時やサポートされていない 場合に表示されます。

38 "外部DLLの呼び出しに失敗しました"

外部DLLの関数呼び出しの先のアドレス取得に失敗した場合に表示されます。

39 "外部オブジェクトの呼び出しに失敗しました"

COMオブジェクトの呼び出し中にエラーが発生した場合に表示されます。

40 "関数の戻り値が設定されていません。"

ユーザー関数として定義されているスクリプト中に、return命令で 戻り値を設定していなかった場合に表示されます。

41 "関数を命令として記述しています。"

関数として定義されているキーワードを命令の書式で記述している場合に表示されます。 命令の名前を間違って書いているか、HSP2から関数化された名前を誤って 使用している可能性があります。

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