※この記事で公開されているファイルは古いバージョンです。
さらに新しいバージョンをこちらで公開しています。
最新版のHSPフルセットに向けたテスト版、HSP3.5β4を公開しました。現在公開されているHSP3.4と同様に使うことのできるフルセット版となります。
HSP3.5β4は、スマートフォン向け開発環境HSP3Dishを含む最新のアップデートとなります。(差分アップデートではなく、フルセット版です)。
HSP3.4から大幅な仕様の変更はなく、上位互換として動作する形で、最新の不具合修正と各種機能の追加が行なわれています。詳しい情報については、beta TESTING MANUAL をご覧ください。
β4では主に以下の機能拡充と不具合の修正を行なっています。
- オフィシャル珠音2D素材(tamaface)とサンプルゲームを追加
- シリアル接続によるarduinoデバイス制御のためのモジュール、arduino.asを追加
- Unicode(UTF8)文字コードに対応したHSP3UTFランタイムを同梱
- スクリプトエディタの機能更新
HSPプログラムコンテスト2016でも使用できるオフィシャル2D素材 “珠音(たまね)”を始めとして、サンプルゲーム「珠音のジャンプアップ♪」「ドロップパズル」「カードバトル」が含まれています。
また、arduinoデバイスの制御や、Unicode(UTF-8)の対応など新たな可能性を拓く機能を多く追加しています。
※注意
β版は、新規の機能や修正を検証するためのテストバージョンです。思わぬ不具合の可能性もあることをご了承下さい。不具合が起こる場合や、動作が安定しない時は、以前のバージョンに戻して使用することを推奨します。
ダウンロードはこちらからどうぞ。
HSP3.5β4版(zipアーカイブ)
hsp35b4a.zip (43.9 MiB)
※追記2016/8/1 13:00
不具合の指摘を受けてHSP3.5b4a版として再度アップデート致しました。
hsp3imp.dllのバージョンが古かったため差し替え、一部のファイルがWindows Defenderの検疫対象として誤検知されるためファイルを差し替えました。
※追記2016/8/10 22:00
oncmd命令、Artlet2Dが正しく動作しないという不具合のご報告を頂きました。
取り急ぎ、OneDriveの方に修正ファイルを用意しています。今後、さらに検証した上でアップデートとして提供していきたいと考えています。
開発中の最新版は、OneDriveでも公開されています。「ダウンロード」から全体のアーカイブ(hsp35betaフォルダの内容)を取得可能です。
最新版のマニュアルはオンラインでも閲覧頂けます。こちらからどうぞ。
インストール方法
アーカイブに含まれる「hsp35beta」フォルダを、ハードディスクに展開してご使用ください(推奨パスは「C:\hsp35beta」になります)。β版は、HSP3.4リリース版と共存させることが可能です。HSP3.4リリース版がインストールされているフォルダ(通常は、「C:\hsp34」になります)に上書きしないよう注意してください。(HSP3.5β版の各種設定は、既存のHSP3.4とも共有されます。)
hsp35betaフォルダ以下にあるスクリプトエディタ(hsed3.exe)を始めとする各種ツールを使用して、3.5β版の機能を利用することができます。
(以前のβ版を使用している方は、古い「hsp35beta」フォルダを削除した後に、再度コピーを行なってください)
以前のバージョンから更新された内容は以下の通りです。
2016/07/29 3.5 beta4
オフィシャル珠音2D素材(tamaface)とサンプルゲームを追加
シリアル接続によるarduino制御のためのモジュール、arduino.asを追加
hspextプラグインにバイナリデータを送信を行なうcomputb命令を追加
スクリプトエディタのツールメニューを整理(非推奨機能をサブメニューに移動)
ソースに全角文字がある際にスクリプトエディタのラベル一覧で正しくラベルが検出されなくなる不具合を修正
拡張プラグインサンプルhpi3sample.asが動作しない不具合を修正
mesbox,input命令による入力ボックスから32767以上の文字列を取得できない不具合を修正
strrep命令を入れ子にすると意図した動作をしない不具合を修正(HSP3BT#17)
文字列をUTF8で出力するオプションを#cmdopt命令に追加
[HSP3Dish][Windows] mmstat命令でwavファイル以外の再生状態取得ができなかった不具合を修正
[hsp3utf] UTF-8版hsp3ランタイム(hsp3utf)を同梱
[hsp3utf] UTF-8とANSI(SJIS)の相互変換を行なうcnvstoa命令、cnvatos関数を追加
Win32コマンドライン版コードコンパイラ(hspcmp)を同梱tds12さんによるOpenHSP修正を反映
デバッグウィンドウをUTF8文字コードに対応ue_daiさんによるOpenHSPバグ修正と機能拡張を反映
[hsp3][Windows] oncmd命令で未登録のウインドウメッセージが有効化できる不具合を修正
[hsp3][Windows] stick,getkey命令をシステムのマウスクリックの左右反転設定に対応
[hsp3] logmes命令がmes命令と同様に任意の型の値を受け取るように修正
[hsp3] limit,limitf関数の下限、上限のパラメータを省略可能に修正
[hsp3] 配列変数の要素拡張を高速化
[hsp3] varptr関数実行時に変数のバッファサイズをシステム変数strsizeに返すように修正
[hsp3_64] モジュール変数のデータ(STRUCTPRM)が破損する問題を修正
[hspcmp] β3のプリプロセッサーが「{」「}」を文の区切り記号として解釈する変更を取り消し(ソース非互換が発生するため)
[hspcmp] β3のコンパイラでエラーが発生することがある不具合を修正
スクリプトエディタのフォント設定がASCII文字にしか適用されていなかった問題を修正
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Comments:6
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HSPDishのWebGL/JavaScript版についてmesの出力に問題あり
付属のblock3.hspで確認HSP3.5β4のhsp3dh.exeで生成したセットをブラウザで起動すると、mesで出力したテキスト領域に左上から右下に向かってグラデーション?のようなものがかかってしまいます。
また、mesへのcolor適用に関して、255 255 255のような極めて255に近い色以外はテキストが見えなくなってしまいます(上記グラデーションのような効果のせい?)
例.255 0 0 で赤を出そうとすると見えなくなる同block3.hspをhsp34のhsp3dh.exeでWebGL/JavaScript版生成した場合は、
上記問題は発生しませんでした - 匿名 16-11-17 (木) 22:47
-
48×48のアイコンがそろそろ必要かな?
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