※この記事で公開されているファイルは古いバージョンです。
さらに新しいバージョンをこちらで公開しています。
最新版のHSPフルセットに向けたテスト版、HSP3.6β2を公開しました。
現在公開されているHSP3.51と同様に使うことのできるフルセット版となります。
HSP3.6β2は、スマートフォン向け開発環境HSP3Dishを含む最新のアップデートとなります。(差分アップデートではなく、フルセット版です)。
HSP3.51から大幅な仕様の変更はなく、上位互換として動作する形で、最新の不具合修正と各種機能の追加が行なわれています。詳しい情報については、HSP3.6 新機能ハイライト をご覧ください。
HSP3.6β2では主に以下の機能拡充と不具合の修正を行なっています。
- HSP3Dishの各プラットフォーム機能を更新、最新のandroid、iOS、linuxのサポートを強化しています
- HGIMG4ツールを更新、3Dデータのマテリアル詳細を確認修正することが可能です
- HGIMG4でTrueTypeフォントによるメッセージ表示機能を追加、従来の表示方法との切り替えが可能です
- ツール開発にも便利な機能を提供するモジュール、mod_dirbox,mod_appconfigを新規に追加しています
- stick命令でより多くのキー情報を取得可能になっています
- コンパイラ、ランタイムの各種不具合修正を行っています
※注意
β版は、新規の機能や修正を検証するためのテストバージョンです。思わぬ不具合の可能性もあることをご了承下さい。不具合が起こる場合や、動作が安定しない時は、以前のバージョンに戻して使用することを推奨します。
ダウンロードはこちらからどうぞ。
HSP3.6β2版(zipアーカイブ)
hsp36b2.zip (93.8 MiB)
開発中の最新版は、OneDriveでも公開されています。「ダウンロード」から全体のアーカイブ(hsp36betaフォルダの内容)を取得可能です。
最新版のマニュアルはオンラインでも閲覧頂けます。こちらからどうぞ。
インストール方法
アーカイブに含まれる「hsp36beta」フォルダを、ハードディスクに展開してご使用ください(推奨パスは「C:\hsp36beta」になります)。β版は、HSP3.51リリース版と共存させることが可能です。HSP3.51リリース版がインストールされているフォルダ(通常は、「C:\hsp35」になります)に上書きしないよう注意してください。(HSP3.6β版の各種設定は、既存のHSP3.5とも共有されます。)
hsp36betaフォルダ以下にあるスクリプトエディタ(hsed3.exe)を始めとする各種ツールを使用して、3.6β版の機能を利用することができます。
(以前のβ版を使用している方は、古い「hsp36beta」フォルダを削除した後に、再度コピーを行なってください)
なお、Linux/Raspberry Pi版の最新版は、こちらのページで公開しています。
(→Linux/Raspberry Piの紹介ページ)
以前のバージョンから更新された内容は以下の通りです。
2020/01/14 3.6 beta2
システムの言語設定に応じてエラーメッセージを変更するように修正
stick命令でZ,X,C,A,W,D,Sのキー情報を取得できるように修正
#const定義された実数の評価時にエラーが発生することがある不具合を修正
#const定義の演算時に1.0未満の値で除算した際にエラーが発生する不具合を修正
float値(1.0f等)の表現を実数(double)値として評価するように修正
mouse命令のパラメーターを追加、マルチモニタ環境時にマイナス値を指定できるように修正
スクリプトで使用している文字列をまとめて置き換えるstrexchange命令を追加
一部の環境でActiveXコントロールが正しく初期化できなかった不具合を修正
mod_menu.asモジュールがuser32.asと同時に使用できるように定義を修正
複数のウインドウ使用時にmod_stbar.asが正しく動作しない不具合を修正
oncmd,onexit,onclickによる割り込み実行時にエラーが表示されない不具合を修正
dirlist命令の検索結果に長いファイル名があった際に取得中断されてしまう不具合を修正
パレットモードのPNGファイル読み込みをエラーとするように修正
objinfo関数に配置オブジェクト固有の情報(exinfo1,exinfo2)を追加
プリプロセッサのシステムマクロとして、ランタイム名を示す__runtime__を追加
mod_appconfig.as,mod_dirboxモジュール及び、サンプルを追加
mmstop,mmvol,mmpan,mmstatの仕様を標準命令とHSP3Dishで共通化できるように修正
スクリプトエディタのSDK機能のHSED_GETCARETPOSが無効になっていた不具合を修正
getpath関数で$5cコードを含む全角が正しく認識されなくなっていた不具合を修正
[HGIMG4] getobjname命令で正しい名前が取得できない不具合を修正
[HGIMG4] フォントを使用した日本語を含む文字列表示に対応
[HGIMG4] 2D描画に関するシェーダーファイルを内蔵する形に修正
[HGIMG4] HGIMG4ツールを更新、マテリアルの確認と編集機能を追加
[HGIMG4] システムリクエストにSYSREQ_USEGPBFONT項目を追加
[HSP3Dish] 配列変数の内容をグラフィックデータとして画面に転送するcelbitmap命令を追加
[HSP3Dish] 2D描画時の座標変換式を指定するviewcalc命令を追加
[HSP3Dish][android] 一部の機種でダイアログの改行コード文字が表示される不具合を修正
[HSP3Dish][android] AndroidManifest.xmlにvibrateを必須としない設定を追加
[HSP3Dish][Windows] hsp3dish.iniファイルがない場合に起動に失敗する不具合を修正
[HSP3Dish][Windows] エラー発生時にDebugウインドウが閉じないことがある不具合を修正
[HSP3Dish][Windows] onexit,onkey,onclick,oncmd命令による割り込みをサポート
[HSP3Dish][Windows] bgscr,screen命令による表示サイズ変更、及びフルスクリーン化に対応
[HSP3Dish][Windows] dialog命令実行後にエラーが出ることがあった不具合を修正
[HSP3Dish][Windows] ginfoによるデスクトップサイズの取得に対応
[HSP3Dish][iOS] 新しいiOS上でアプリが起動しないことがある不具合を修正
[HSP3Dish][hsp3js][linux] MP3サウンド再生に対応
[HSP3Dish][android][iOS][hsp3js][linux] プログレッシブJPEGの読み込みに対応
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Comments:1
- こむ 20-02-01 (土) 20:40
-
更新お疲れ様です
HSP3Dishでのスクリーンサイズの変更が可能になったのが非常にありがたいです
助かります
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