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HSPプログラムコンテスト2010応募終了

8月から開始したHSPプログラムコンテスト2010、10月末で作品応募の方を締め切らせて頂きました。今年も多くの力作、大作が応募されて総エントリー数は282と、去年とほぼ同等の水準を維持することができました。作品を応募した作者の皆さん、作品に興味を持ってホームページなどを見てくれた皆さん本当にありがとうございます。

応募作品一覧ページ(一般部門)
http://hsp.tv/contest2010/entry.php?page=0
応募作品一覧ページ(HSPTV部門)
http://hsp.tv/contest2010/entry.php?type=1&page=0

正直今年は、応募数は伸び悩むのではないかと考えていました。理由は色々あるのですが、PCでプログラミングをするスタイルや方法が大きく変わっていて、ネットからダウンロードして動かす人口が減少するかもと感じていたからです。そんな中で、これだけ多くの作品が寄せられたことは、素直にとても嬉しいことですし、その意味を考えて皆さんの期待に応えていけるよう、これからも頑張らないといけないなと思った次第です。これからも、さらに多くの人たちとともに自作ソフトを楽しんでもらう環境が作っていきたいと思っています。

さて、そんなHSPプログラムコンテスト2010ですが、現在は審査期間に入っています。
この後、一次審査通過作品を11月中旬に発表し、さらに来月12月1日に入賞作品が発表される流れとなっています。そして、その発表前の11月27日に動画コンテンツ「HSPコンテストTV」を生放送する予定です。「HSPコンテストTV」は、コンテストの審査員らが集まって実際に応募された作品を紹介したり評価する番組で、2007年から毎年欠かさず製作しています。
いままでは、録画したものを動画サイト経由で公開していたのですが、今年は時代の流れもあって生放送でお送りします。審査員たちがコンテスト作品を紹介しながら進める形式はそのままですが、今回は特別ゲストもあり、視聴者のご意見なども交えながらお送りする初めての試みとなります。
日時は、11月27日(土曜日)の夜20:00から。USTREAMのOBSLiveチャンネルとなりますので、ぜひ同じ時間にライブでお楽しみください。

USTREAM : OBSLive Channel
http://onitama.tv/obsweb/live.html

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Comments:6

通りすがりのHSP愛用者 10-11-04 (木) 13:24

個人的な意見ですが、
HSPは使い勝手がいい事と、
処理能力という点ではCなどメジャーな言語に敵わないまでも、
割と他の言語と比べて、
労力(プログラム言語を使いこなすための勉強やらプログラムに費やす時間等)
と、
結果(作り出せるものの幅広さ?)
の、いわゆるコストパフォーマンスが優れているのではないかな、と思います。

JavaやAndoroidなど、簡単と言われている言語も多いですが、
実際にまったくプログラム言語に触ったことのない人が
簡単と言われている言語に触れてみても、ぜんぜん簡単じゃない場合が多い中、
HSPは本当に簡単で、意外と結構な物を作れる点が優秀なので、
さまざまなプラットホームへの対応や、
他言語との連携、機能の充実、
本当にゼロ初心者にもわかりやすい解説やヘルプの充実など力をいれていけば、
ぜんぜんイケる言語だと思います。
(たいていの初心者向けとするヘルプや解説、書籍などは、
 使いこなせる人の目線でかかれてたりするので、
 結局、本当の初心者にはよくわからんかったりするし)

入門言語として優れてるだけでなく、
実用としても工夫次第で使えると思うので、
発展していけば、他言語にもひけをとらない実力があると思うので、
がんばってください^^

提案 10-11-04 (木) 16:07

一足とびのHSPの飛躍

<まじめな提案>

米マイクロソフトに直接アプローチ(プレゼンテーション)して
HSPの価値を認めてもらいなんらかのコミットをし、
HSPの日本での影響力を増大させてほしいと願っています。

細かい話は省きますが、
HSPの価値や実績を考え、ソフトウェア世界内の常識や歴史ではかるなら
夢物語ではないように思います。
HSPに足りないのは影響力と認知度だけだと思います。

むかしのパソコン(マイコン)は「プログラムを組む」ことが
購入の第一理由でした。
人の欲求の原理が、時代によってそんなに簡単に変わるものでしょうか。
いまはNECでも富士通でもシャープでもおなじソフトが動きますが、
昔はおなじメーカーですらマシンがちがえば言語仕様がちがいました。
しかし皆それでもマシンを買ってプログラムを行った。
大事なのはすべてのマシンにBASICという言語とリファレンスマニュアルが
ついていて、プログラムが組めたということです。(キーボードはそのためにあった)

いまHSP以上に簡便な言語があるでしょうか。ありません。
世の中にはいろんなステークホルダーが存在して、意見もいろいろありますし、
その発言によってなんらか有利が発生する空気を醸成しようとする活動もあります。

くりかえしますが、現在現時点の日本で、
個人が自由なソフトを作る目的に使用する言語でHSPより優れたものはありません。
(特にスタンドアローンで。)

C#やX-Boxを絡めたプログラミング普及の展開に価値がないとは言いませんし思いませんが、
これらは実現したい(大きすぎる)ビジネスモデルのほうが最優先されていて
極言すると「ただ面白い小説を書きたい、と望んでいる一億人の普通の人たちにむかって、
じゃあまず英語をおぼえて英語で発表してください。世界中の人が読んでくれますよ」と言っているようなものです。
敷居が高すぎる。そしてその敷居を越えられる能力の人は
放っておいても自力でプログラムを始められた人達です。

相手が「マイクロソフト本社」などと言い出すと「誇大妄想」のように思う人もいるでしょう。
でも、これは「一足飛び」であることこそが重要で、
「地道にすこしづつ」では、さまざまな方面で日常的に仕事をしているステークホルダー
の活動のなかに埋もれるしかないように思います。人間それぞれ自分が所属する場所で、
自分の利益をもとめてまじめに日々はたらくのは当然のことでしょう。
(またはあえて「何もしない」ことを選んでいくひともいるでしょう。)
そしてそれは自然と、日本発のフリーウェアのオープンソースプログラム言語(スクリプト言語)を
取り沙汰し世に広げ盛り上げていく方向とは多くの場合相反してしまうように思うのです。

だからHSP主催側からの戦略的アクションが必要だと言いたいのです。
(もちろんいまでもいろいろな精力的チャレンジや活動があることを理解し尊敬した上で申しています)

日本版Windowsに「HSP」が標準搭載されることが突飛なことには思えません。
日本語MS-Dosで日本語バッチが組めるのと大差ない当たり前の仕様になってほしい。

マイクロソフトがHSPのオフィシャルパートナーになることで、
ビジネスのパイが確立されて書籍、ブログ記事、つぶやきが急激に増えるはずです。
MSDNのHSPデータベースが構築され、
セキュリティーソフトベンダーはすべてHSP製ソフトに対する姿勢を改めるでしょう。
また、開発サイドのおにたまさん本人がわざわざ時間を費やすことでない諸雑務も解消できる気がします。
調整して実現すべく過去の全コンテスト作品の全ソースを無償提供するライブラリなどには、まとまった金額の査定がでるのではないでしょうか。
もちろん現役の活動主体でありプロジェクトのエンジンである「おにたまさん」自体が最大の価値なのは言うまでもありません。
これらは「誰かの得」ということでなくて、
人が自分の自由な夢(プログラミング)をカタチにしたいと思ったときに
どんな方法、どんな環境が一番効率的で便利なのか、という最適解の具現化なのです。

以上、
iPhone、iPadの普及で、
ソフトを作りたい人はMacを買うのが当たり前の環境になってしまい、
Microsoft勢力にとっての危機感を感じている個人からの意見を述べてみました。

あり 10-11-05 (金) 16:21

コンテスト運営陣の方々はこれからが正念場だと思いますが
今年もコンテストが盛況だったのは喜ばしいですね。

今はコンピュータ娯楽の多様化によって創作=プログラムではない時代なので
プログラミング環境としてのHSPの利用意義が薄まってきているのは
仕方のない事だと思います。
とはいえ昔ながらのプログラミングでゲームやアプリケーションを作りたいと思う
人も居る訳でHSPはそういった人達の為に可能な限り間口を広げて
プログラムに親しんでもらえるような存在であって欲しいと私は思います。

その為にはHSPの機能を向上し簡便で解り易い命令体系にしていくと共に
マニュアルやサンプルを充実させていく事も重要なのですが
これはHSP開発者だけに頼るのではなくユーザーサイドからでも
解説サイトを作ったりサンプルを公開するなどで協力していける事なので
誰もやらないのなら自分がやるくらいの精神でHSPをサポートしていければ良いですね。
・・・HPすらもっていない私が言っても説得力無いですが(汗)

話は変わって今年のHSPコンテストTVにも期待しています。
残念ながら個人的事情で夜ネットに接続できないので生では観られませんが
バックナンバーとして公開して貰えた時にじっくり観賞させて頂きたいと思います。

生放送という事はアクシデントやハプニングもあるかもしれないので
色々大変でしょうがいつものまったり感で無理しない程度で頑張ってくださいね。

onitama 10-11-05 (金) 17:41

皆さん力の入ったコメントありがとうございます。
すでに最初のバージョンから15年くらい経とうとしているHSPですが、ユーザーとともに変わってきた部分や、敢えて変えていない部分などもあったかと思います。プログラミング環境の変化については、こちらからもアプローチすべき課題だと考えていますので、決して悲観しているわけではありません。もし、心配を掛けてしまっていたらすみません。
認知度や影響力などは、ユーザーありきのものと考えています。今回のようなコンテストで優秀な作品を発表するのも、ホームページや掲示板などHSPコミュニティに参加するのも、1つ1つが集まってHSPという環境ができています。
それに向けて無理な改変や方向転換をするということではなく、楽しみながら共に発展していけるのが望ましい姿だと思います。そのためにも多くの方に伝えていけるよう、引き続き頑張っていきたいですね。

魔女オイラ 10-11-06 (土) 0:07

11月27日(土曜日)の夜20:00が楽しみです。
前回は不具合続出で作品紹介すらされなかったですが、今回は1つくらいは~、とがんばって3つ応募しました。HSPで携帯ゲームなんか作って、どんどん公開すれば、認知度がもっとアップするかもしれませんね。
今は大人も子供も携帯ばかりいじってますから。

あ、あとo2キャラチャットオンライン公開しましたので、o2のほうにご報告しておきました。

あ・・それからナゾビーフさんが、おにたま先生”NEKOROID”にログインしないかな~などとぼやいておりました。
たぶん先生がログインしたらぶったまげますよ~www

提案 10-11-06 (土) 16:44

(お忙しいのにレスありがとうございます。)
頭に血がのぼったわけでなく、なんとなくこのままWindowsが
かつてのIBMのような展開をたどるのではないかという気がしてきて個人プログラマーとしては寂しくなり、
つい書いてしまいました。おにたまさんの活動や頑張り、取り組みは
もう個人の限界をこえるほどのものだと思っていて、戦略がないなどとも思ってはいなくて(強いポリシーを感じます)、
本音はマイクロソフトの日本法人にこそローカルとしてのクリエイティビティと行動を期待したいのですが、
たぶん構造的にむずかしいのかなと、なんだかモヤモヤしたものがコリクツになってしまいました。

Rubyの作者を楽天がフェローで迎えいれているようなカタチで、
マイクロソフトがHSPを遇してくれても良いように思っていました。(そういう活動をしないとジリ貧になってくだけでは?)
一見オープンな世界が広がっているかにみえて実はそれは全て誰かがいつでも首根っこを押さえられる限定的なものでホントの「オープン」な世界がなくなっていきそうな気配があちこちにあって…。
(ソフトバンクが評価してくれてそこで動くHSPという光の道的展開もあるのかもしれませんが。)

むかしはNHK地上波でBASICの入門番組が放送されていて(若い人は信じないかも)
そのころよりPCの普及台数は比較にならないほど増えているはずなのに、
あれからどれほどパソコンを自由に操ることが可能な環境整備が(実質的な意味で)進んだか。

HSPを誉めたり盛りたてることはいま現在自分たちがビジネスでやってることの価値の否定につながったり損になったりするケースが多いと思えて、どこかの勢力に属することがいいのかな、
そうすると「HSPを誉めるとHSPがメジャーになると自分の給料が上がる」という人々が増えて構造的に明確なポジションを与えられるかな、とか。

話がちらかってしまいましたが、HSPファンとして自分でもやれることをやっていきますね。
(しかしCodeZineの言語一覧にHSPがないのは失敬しちゃいますよね。)

いろんな認証、対外的信用付与の意味で、NPO設立か法人化が必要になってくるのでしょうか。

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