昨年(2009年)11月くらいから、シマンテック社のノートン製品(Norton Antivirus 2010など)とHSP3の相性が大変悪くなっています。
だいたい経緯としては、以下のような感じです。
Norton Antivirus 2010の新機能SONAR2がHSP関連ファイルをセキュリティリスクと認識してユーザーの確認なしに削除
↓
サポートに連絡して改善の要求を行なう
↓
1ヶ月後、サポートから対応しましたという連絡が来る
↓
HSP3.1など一部のファイルは誤認識がなくなったものの、依然としてHSP3.2で同様の問題発生
↓
再度サポートに連絡
↓
その後、ファイルが勝手に削除されることはなくなった模様
↓
サポートからの返信はまだなし←いまここ
実行ファイルを解析して危険かどうかを判定する技術ということで、まだこなれていない面もあるかと思いますが、現在までの対応としてはサポートも含めて良くないなぁというのが正直な感想です。
あまりに状況が掴みづらいので、検証のためにソフトを購入してしまいました。
どんなアルゴリズムで検証しているかわかりませんが、hspランタイムが引っかかるのはわかるとしても、スクリプトエディタまでアウトなのはわかりません。exeファイルを生成するからでしょうか。
現在はとりあえず、以下のようなダイアログが出たら、続行を許可すればそのまま使用することができるようです。
ちなみに、ちょっとフォローしておくとシマンテックの対応は最悪…というほどではなく、他社製のアンチウイルスソフトではサポートの連絡ができなかったり、誤認識への対応を拒否される(!)ケースもあったので、それに比べればちゃんとしています。ただ、知名度と普及率から考えるともっと早い対応を望みたいところ。
HSP3とアンチウイルスソフトの誤認識については、以下のページにまとめています。
今後も情報があれば、報告していきたいと思います。
http://www.onionsoft.net/hsp/hsp3alert.html
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