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ゲーム Archive
ゲームマシンアーカイブが公開されました
2019年6月1日から、ゲームマシンアーカイブのページが公開されています。
これは、アミューズメント通信社が発行しているアミューズメント業界紙「ゲームマシン」の初期から、紙面の内容すべてを公開するという試みで、1974年から発行されている貴重な紙面を閲覧できるようになっています。
「OBSLive/基板大好き」や「レトロゲームアラカルト」などで非常にお世話になっている、アミューズメント通信社の赤木真澄氏からご提案頂き、それをお手伝いする形でゲームマシンアーカイブのページを、オニオンソフトのドメイン(onitama.tv)に設置させて頂いています。
ゲームマシンアーカイブ
https://onitama.tv/gamemachine/archive.html
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WEB+DB PRESS「ゲームデザインのミナモト」開始
雑誌WEB+DB PRESS(技術評論社刊)にて「ゲームデザインのミナモト」という連載を始めました。2ページのコラム記事で、ビデオゲームに関するルールや歴史などを振り返りつつ、現在のゲーム作りに生かしてみようという内容です。
WEB+DB PRESSと言えばWEBやデータベースの技術が中心で、あまりゲームとは縁がないのかなと思っていたので意外でしたが、ネットワークゲームやソーシャルゲームなど今どきの動向からすると、ゲームに関連する技術者も多く読んでいるみたいです。そんなわけで、ゲームのデザインに関するコラムのページを頂きました。HSPやプログラミングと直接関係ない記事を書くのは久しぶりですが、どうぞ宜しくお願いします。
現在は、携帯ゲーム機から電話機まで色々な形でゲームと接する機会が増えました。その中でユーザーも変わり、ゲームを作る人たちの視点も変わってきています。表示が3Dの緻密な映像になったり、ネットワークで離れた人と対戦することができても、その基本にあるゲームのルール、楽しさのポイントには普遍的なものがあると思っています。
ゲームは結局のところ、ルールだけのものではありません。特に最近は、その先にあるコミュニケーションや自分の想像の中に楽しさを見つけている傾向があります。ですから、同じルールのゲームでも、見た目やそれに付随する演出、サービスなどで面白いものにも、つまらないものにもなると思っています。それを決めるのは、作り手のちょっとしたアイデアだったりします。
ビデオゲームが一般に登場してから、だいたい40年くらいになります。今楽しまれている定番のジャンル、ルールなどがどういった歴史で作られたのか、どんな派生があったのかなど、知らない人も多いと思います。古い名作は良かったという懐古ではなく、こうした中にも新しいアイデアにつながるヒントが隠れているのではないかと感じています。
それぞれのゲームと、その時代背景も含めて、ゲームの楽しさって何だろうということを伝えていけると嬉しいです。WEB+DB PRESSは、隔月刊で偶数月24日発売とりなります。
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アーケードという異空間
最近すっかりこればっかりで申し訳ないのですが、アーツ千代田3331で開催中のパックマン展(PAC-MAN展)についての話題。
いよいよオープンして、多くの方に見てもらう時を迎えられました。展示会の内容については、すでにニュースサイトなどで詳しく解説しているので、まだ知らないという方はこちらをどうぞ。
パックマン展がスゴすぎる! 生みの親も驚くほどの品揃え – ファミ通.com
http://www.famitsu.com/news/201010/01034332.html古今東西,ありとあらゆる「パックマン」が集結! 生みの親も現れた「パックマン展 ─ 80’s to 10’s ゲーム&カルチャー」オープニングセレモニー – 4Gamer.net
http://www.4gamer.net/games/120/G012002/20101002004/週末散歩:パックマンを遊びつくせ!「パックマン展」――初代アーケードから最新3Dアニメまで – ITmedia Gamez
http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/1010/01/news103.htmlよくぞここまで集めました! 30周年を迎えた『パックマン展 ─80’s to 10’s ゲーム&カルチャー』開催 – 週刊アスキーWeb
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/025/25737/20タイプ以上の『パックマン』が遊べる!『パックマン』展に急げ!!の巻 – Gpara.com
http://www.gpara.com/pickupnews/akiba/155/ゲームの可能性を広げた80年代のミッキーマウス 「パックマン」今昔物語 – 日刊サイゾー
http://www.cyzo.com/2010/10/post_5632.html『パックマン』30周年を振り返る展示会が開催中 – インサイド
http://www.inside-games.jp/article/2010/10/02/44803.html世界に愛され30年… 「パックマン展」で遊んできました! – ロフトワーク
http://beta.loftwork.com/blog/pickup/packman-30th/『パックマン』30周年を振り返る展示会が開催中 – GameBusiness.jp
http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=2202
で、この中の古いアーケードゲーム機やパソコン、家庭用ゲーム機などでコツコツと協力をしてきました。昔見慣れていたはずの機械も、実際に並べてみると古さとオシャレ感がマッチしていて結構いい感じでした。
ピンボールに至っては、たまたま自分の部屋に置いてあったものを慌てて少し修理して出したもので、見慣れているだけに何とも不思議な感覚です。
今回のゲーム展示で特徴的なことは、立って遊ぶゲーム機(アップライト筐体)が多いことです。もともとアーケードと呼ばれるアメリカのゲームセンターでは、座って遊ぶゲームはごく少数で、大半は立ったまま固いレバーを操作することが多かったのです。
そんな風景にちょっとワクワクしました。この「ちょっとワクワク」は、懐かしさもあるのですが、それだけではありません。この展示会で感じたのは見慣れない、想像のつかないゲームが多く並んでいるという異空間ぶり。そういえば、わけのわからない物が並んでいて、わけのわからないうちにお金を入れている、というのが子供の頃のゲームセンターでした。それこそがワクワクなんじゃないかな。
たとえば、BABY Pac-Manなどはビデオゲームの世界でパックマンが脱出口に入ると、下にあるピンボールに球として登場するというすごい展開のゲームです。他のゲームも操作を含めてすぐに遊び方がわからないものも多いです。
そういった突き放された感覚が、異世界とか異空間に迷い込んだ気分を増しているのかなと思ったりしました。そういった意味では、現在のゲームセンターは、親切すぎてわけのわかるものしか置いていない印象です。
会場には、子供連れの家族も大勢来ていました。その子供たちが、自分が子供の頃にワクワクしていたのと同じ気持ちで、この展示会を見てくれていれば何よりです。
あ、あとパックマン展はゲーム機だけじゃなく、アニメの上映やグッズや開発資料の展示、パックマンを使ったアートなど幅広く楽しめるのでそちらもぜひ。そして休日に開催されているトークショーもお見逃しなく。特に10/10、10/11には私も出るので宜しくお願いします(^^
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10/2(土)からパックマン展開催します
告知です。今年30周年を迎えたゲーム「パックマン」を記念した展示会、「パックマン─80’s to 10’s ゲーム&カルチャー」展、略してパックマン展(PAC-MAN展)が10/2(土)から開催されます。
なぜここで告知するのかと言うと、主にパックマンの歴史を紹介するコーナーで用意される機材などでお手伝いをしているからなのです。7月頃からちまちまと準備してきたものが、いよいよ公開になるということで感慨深いです。詳細は以下のページにありますが、是非足を運んでもらえると嬉しいです。
http://pacman.com/ja/exhibition/index.html
場所は、アーツ千代田3331という所で、秋葉原かまたは末広町などから歩いて行くことができます。入場は無料です。
見どころは色々あると思うのですが、歴代のパックマンが遊べるコーナーには、アーケード筐体、パソコン、家庭用ゲーム機などが様々な協力のもとに集められています。多くの人は、迷路でドット(クッキー)を食べるパックマンしか知らないかと思いますが、改良版となるスーパーパックマンやパック&パル、日本未発売のミスパックマン、ジュニアパックマンからピンボールと合体したベビーパックマンまでほぼすべてのアーケード(業務用)パックマンが揃っています。また、ファミコン以前の家庭用ゲーム機で動いているパックマンや、PC-6001、MSXといった古いホビー用パソコン上のパックマンも一同に集められています。古くても動作するものは、できる限り遊べるようになる予定なので、ある意味では古いゲームハードを体験できるいい機会になるのではないかと思います。
さらに目玉として、土日祝日にはトークショーが開催されます。全部で5回予定されている内容を1つ1つ見ていくことにしましょう。(公式ページより引用)
10月2日(土) 15:00 ~ 16:00
トークショー『ころがるパックマン~ゲームの外のお話』
出演:
岩谷徹(東京工芸大学芸術学部教授)
高橋慶太(バンダイナムコゲームス)
伊藤ガビン(ボストーク/女子美術大学短期大学部教授)
初日にふさわしいビッグゲスト、パックマンの生みの親として世界的に有名な、岩谷徹氏が登場します。さらに、バンダイナムコゲームスで「塊魂」「のびのびBOY」などのゲームを手がけた高橋慶太氏、ゲームデザイナーで古くからビデオゲームに関わってきた伊藤ガビン氏も加わり、どんな話が展開するのか楽しみなイベントになっています。
10月3日(日) 15:00 ~ 16:00
トークショー『ドットトーク』
出演:
Mr.ドットマン(バンダイナムコゲームス)
藤本“ANI”健太郎
伊藤ガビン(ボストーク/女子美術大学短期大学部教授)
そして次の日も注目です。Mr.ドットマン氏は、パックマンも含めて当時のナムコ製ゲームのデザインを幅広く手がけていた方です。ドット絵というジャンルを開拓したと言っても過言ではないMr.ドットマン氏の話を聞くことのできる貴重なイベントです。
10月9日(土) 15:00 ~ 16:00
講演 『パックマンから考える新しいコンテンツのビジネスモデル』
出演:
細井浩一(立命館大学映像学部教授)
細井浩一教授は、立命館大学映像学部で経営学、コンテンツ産業論などを通じてゲームを含めたコンテンツビジネスの教育と研究を推進されている方です。また違った視点から見るパックマンの全体像もまた興味深いです。
10月10日(日) 15:00 ~ 16:00
トークショー 『高井商会・高井社長のアーケードゲーム商売繁盛記』
出演:
高井一美(高井商会 社長)
おにたま
サイトウ・アキヒロ(立命館大学映像学部教授)
高井一美氏は、長年に渡って高井商会でアーケードゲームを扱ってきた時代の証人であり、古いゲームの保存と整理を実践されている方です。私も以前にOBSの企画「基板大好き」で取材させて頂いて、その保有量と情熱に感銘を受けました。興味のある方は、こちらのビデオもぜひ見てみてください。
そしてなんと、私も出演します。あくまでも聞き役ですが、色々と貴重な話を引き出せればと考えています。
さらに、サイトウ・アキヒロ氏は、立命館大学映像学部の教授でゲームニクス理論を提唱するなどビデオゲームの世界に大きく貢献されてきた方です。この展示会の企画監修もされていて、どんな話が飛び出すか私自身も楽しみな回です。
10月11日(月・祝) 15:00 ~ 16:00
学術座談会『イノベーションという視点から見たパックマン』
出演:
サイトウ・アキヒロ(立命館大学映像学部教授)
中村彰憲(立命館大学映像学部准教授)
おにたま
中村彰憲准教授は、ゲーム産業論などが専門で国際的なビジネスの構造を研究されています。この回では、アーケードのパックマンが登場した時代の背景と、その後のゲーム産業発展に繋がったイノベーションについて座談会形式で話を進めます。
どれも他では見ることのできない貴重なイベントになるはずです。ぜひ、生で観覧頂ければと思いますが、どうしても行けないという人のためにustreamで会場から中継を行ないます。おなじみOBSLiveのチャンネルで、5回のトークショーすべてを生放送する予定ですので、チェックしてみてください。
USTREAM : OBSLive Channel
http://www.ustream.tv/channel/obslive
追って展示する機材の詳細やイベントの内容などもお知らせしていきたいと思いますので、お楽しみに。
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E3 2010などいろいろ
現在E3を見にロサンゼルスに来ています。
世界最大のゲームに関する祭典は今年も健在で、日本も含めて多くの国から最新のゲームを発表しています。
各社大変そうな中、新機軸を求めて新製品とかコントローラーを出していて変化の中にいる感じが伝わってきます。
現地で感じたことなど、短く挙げると。
・最盛期のバブルみたいな飾り付けは見れないものの各社ともブースは上手く作られていて楽しめました
・Nintendo 3DSは以外にコンパクトで見やすい感じでした。でも3Dで長時間ゲームするのはやっぱり疲れるかと
・PS3のPlaystation MoveもXbox360のKinectもわりと対応ソフトが揃っててびっくりした
・Playstation Moveはよくできてるけどわりと予想通りの動きという感じ
・Kinectはどんな仕組みなのかよくわからないけど最初はびっくりする。でもリアルタイム性とか精密な操作とか色々な意味でPlaystation Moveの対極にあるアメリカンなデバイスに感じました
・Activision/Blizzardがいないのが残念すぎる
・個人的な期待は、BRINK、Kirbys Epic Yarn、Dance Mastersあたり
・会場でWifiを使うのが超ハード
会場に来ている客層はわりと変わっていないものの、メーカーの作っているソフトは確実に変化してきているのが印象的でした。何にしても1年に一度のお祭りなので色々見ていきたいですね。
会場の雰囲気は7/3のOBSLiveでもお届けしたいと思っています。
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