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2010-09
10/2(土)からパックマン展開催します
告知です。今年30周年を迎えたゲーム「パックマン」を記念した展示会、「パックマン─80’s to 10’s ゲーム&カルチャー」展、略してパックマン展(PAC-MAN展)が10/2(土)から開催されます。
なぜここで告知するのかと言うと、主にパックマンの歴史を紹介するコーナーで用意される機材などでお手伝いをしているからなのです。7月頃からちまちまと準備してきたものが、いよいよ公開になるということで感慨深いです。詳細は以下のページにありますが、是非足を運んでもらえると嬉しいです。
http://pacman.com/ja/exhibition/index.html
場所は、アーツ千代田3331という所で、秋葉原かまたは末広町などから歩いて行くことができます。入場は無料です。
見どころは色々あると思うのですが、歴代のパックマンが遊べるコーナーには、アーケード筐体、パソコン、家庭用ゲーム機などが様々な協力のもとに集められています。多くの人は、迷路でドット(クッキー)を食べるパックマンしか知らないかと思いますが、改良版となるスーパーパックマンやパック&パル、日本未発売のミスパックマン、ジュニアパックマンからピンボールと合体したベビーパックマンまでほぼすべてのアーケード(業務用)パックマンが揃っています。また、ファミコン以前の家庭用ゲーム機で動いているパックマンや、PC-6001、MSXといった古いホビー用パソコン上のパックマンも一同に集められています。古くても動作するものは、できる限り遊べるようになる予定なので、ある意味では古いゲームハードを体験できるいい機会になるのではないかと思います。
さらに目玉として、土日祝日にはトークショーが開催されます。全部で5回予定されている内容を1つ1つ見ていくことにしましょう。(公式ページより引用)
10月2日(土) 15:00 ~ 16:00
トークショー『ころがるパックマン~ゲームの外のお話』
出演:
岩谷徹(東京工芸大学芸術学部教授)
高橋慶太(バンダイナムコゲームス)
伊藤ガビン(ボストーク/女子美術大学短期大学部教授)
初日にふさわしいビッグゲスト、パックマンの生みの親として世界的に有名な、岩谷徹氏が登場します。さらに、バンダイナムコゲームスで「塊魂」「のびのびBOY」などのゲームを手がけた高橋慶太氏、ゲームデザイナーで古くからビデオゲームに関わってきた伊藤ガビン氏も加わり、どんな話が展開するのか楽しみなイベントになっています。
10月3日(日) 15:00 ~ 16:00
トークショー『ドットトーク』
出演:
Mr.ドットマン(バンダイナムコゲームス)
藤本“ANI”健太郎
伊藤ガビン(ボストーク/女子美術大学短期大学部教授)
そして次の日も注目です。Mr.ドットマン氏は、パックマンも含めて当時のナムコ製ゲームのデザインを幅広く手がけていた方です。ドット絵というジャンルを開拓したと言っても過言ではないMr.ドットマン氏の話を聞くことのできる貴重なイベントです。
10月9日(土) 15:00 ~ 16:00
講演 『パックマンから考える新しいコンテンツのビジネスモデル』
出演:
細井浩一(立命館大学映像学部教授)
細井浩一教授は、立命館大学映像学部で経営学、コンテンツ産業論などを通じてゲームを含めたコンテンツビジネスの教育と研究を推進されている方です。また違った視点から見るパックマンの全体像もまた興味深いです。
10月10日(日) 15:00 ~ 16:00
トークショー 『高井商会・高井社長のアーケードゲーム商売繁盛記』
出演:
高井一美(高井商会 社長)
おにたま
サイトウ・アキヒロ(立命館大学映像学部教授)
高井一美氏は、長年に渡って高井商会でアーケードゲームを扱ってきた時代の証人であり、古いゲームの保存と整理を実践されている方です。私も以前にOBSの企画「基板大好き」で取材させて頂いて、その保有量と情熱に感銘を受けました。興味のある方は、こちらのビデオもぜひ見てみてください。
そしてなんと、私も出演します。あくまでも聞き役ですが、色々と貴重な話を引き出せればと考えています。
さらに、サイトウ・アキヒロ氏は、立命館大学映像学部の教授でゲームニクス理論を提唱するなどビデオゲームの世界に大きく貢献されてきた方です。この展示会の企画監修もされていて、どんな話が飛び出すか私自身も楽しみな回です。
10月11日(月・祝) 15:00 ~ 16:00
学術座談会『イノベーションという視点から見たパックマン』
出演:
サイトウ・アキヒロ(立命館大学映像学部教授)
中村彰憲(立命館大学映像学部准教授)
おにたま
中村彰憲准教授は、ゲーム産業論などが専門で国際的なビジネスの構造を研究されています。この回では、アーケードのパックマンが登場した時代の背景と、その後のゲーム産業発展に繋がったイノベーションについて座談会形式で話を進めます。
どれも他では見ることのできない貴重なイベントになるはずです。ぜひ、生で観覧頂ければと思いますが、どうしても行けないという人のためにustreamで会場から中継を行ないます。おなじみOBSLiveのチャンネルで、5回のトークショーすべてを生放送する予定ですので、チェックしてみてください。
USTREAM : OBSLive Channel
http://www.ustream.tv/channel/obslive
追って展示する機材の詳細やイベントの内容などもお知らせしていきたいと思いますので、お楽しみに。
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SOWN2010終了
- 2010-09-20 (月)
- SOWN
センス・オブ・ワンダー ナイト2010、無事終了しました。
http://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2010/sown/
いままでは客席から見ていましたが、プレゼンを審査員席から見ることができて嬉しい限り。プレゼン作品は決めたものの、どんな人が来て、どんなプレゼンをするのかは分からないので、新鮮な気持ちで楽しむことができました。
いずれ、作品プレゼンのビデオも公開されるはずなので、まだ見ていない方もそちらで楽しめると思います。
プレゼンの順番は聞かされていませんでしたが、「ラブプレス++」が最初に来たのはびっくりです。そして見事にスタートダッシュを決めてくれました。イランやドイツなど遠方から来た皆さんも含めて、スムーズなプレゼン進行で、もうちょっと長くディスカッションしてもいいかなと思ったりしました。
特に「Everything can Draw!」「音楽マインスイーパ」などどれもいい作品だったと思います。あと「Ulitsa Dimitrova」は、内容がかなりブラックで、会場のテンションは大丈夫なのか心配していましたが、そのあたりもうまく乗り切った感があります。
国際的にも注目されている日本のイベントということで、以下のサイトで作品の画面や動画が紹介されています。
http://indiesuperstar.com/archives/1358
商業的に大成功するか大失敗するか、両極端な結果を生み出しそうな作品ばかりの印象ですが、将来の芽という意味では、色々な人を掘り起こしていると思います。次回の開催も楽しみにしたいですね。そして日本の開発者もどんどん世界に進出していってくれることを願っています。
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次回OBSLiveは9/18日(土)20:00から、ZIZZ STUDIOさんから生放送
- 2010-09-11 (土)
- おにたま放送局
※この生放送は終了しています。
アーカイブはこちら。
またまたOBSLiveの当日が近くなってきました。9月18日(土曜日)の20:00から以下のURLで行ないます。
http://www.ustream.tv/channel/obslive
次回は、ZIZZ STUDIOさん協力のもとスタジオから生放送をお送りしちゃいます。ZIZZ STUDIOさんは、アニメからCM、ゲーム音楽まで幅広く音楽制作をされているチームで、磯江俊道さんを中心に、江幡育子さん、いとうかなこさん、CRYEDさん、A.m.u.さんなど多くのアーティストとともに作品を発表しています。アーティストの方々も当日ゲストで出演して頂きますのでお楽しみに!
そしてもちろん、レギュラーコーナーなどもある盛りだくさんな内容でお送りする予定です。
8月に放送した相原隆行さんゲストの録画も以下のURLで公開中です。
まだ見ていない方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=fJuSh14DH4Q
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